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COLLEGE OF BIOLOGICAL SCIENCES
生物学類案内パンフレット(2022年度版)
研究者をたずねて
公務員レンジャーの仕事 10月8日、筑波大学自然保護寄付講座が主催し、今年度5回目となる「自然保護セミナー」が開催された。今回は「自然保護を支える仕事~就職支援セミナー~」と題して、自然保護分野の仕事に従事する三人のプ
書評
動物に教えてもらう「生きるヒント」 漫画家と生物オタク。本書は、異色のコラボで生まれた。 内容もなかなかに斬新で、キリンやペンギン、カピバラ、ナマケモノ、ダンゴムシといった、20種類の動物の生態を扱っている。本書は漫
書評 料理の誕生と人類の発展をたどる 女性が料理をすべき、という考えはなぜ生まれたのか? 料理をするということ、それは、人間なら誰もが生きる上で欠くことのできない行為です。しかし、これほど男女平等が叫ばれている現代にお
つくばの研究紹介
宇佐美 徳子 先生 目に見えない放射線はどのように生物に影響しているのか。6年前の原発事故以来、筆者はこのテーマに強い関心を持ち続けてきた。まだまだ分からないことも多い放射線は、どのように研究されているのだろうか。放射
書評 花壇に潜む知性の秘密とは 「植物が知性をもつ――。初めて目にすると、俄かには信じがたいが、その考えは見事に覆される。読み終えて、「植物は知性をもっている」と納得させられてしまった。人間は、植物を知的な存在として受け
三中 信宏 そのアルバムは、強烈なヘヴィメタルから始まる。熱い咆哮とともに、重低音が鳴り響く。しかし、その激しさはなんでもなかったかのように、2曲目では荘厳なクラシックが流れる。お次は、ジャズだ。ここに至って私は気付く。
小祝 孝太郎 研究員 タンパク質は、私たちの体を構成したり、体の中の化学反応を手助けする酵素になったりと、生物が生きていく上で必要不可欠な要素です。タンパク質の分子は、アミノ酸が連なった鎖が組み合わさって、鎖がねじれた
生物学類のサイエンス・コミュニケーション団体 「サイエンス・コミュニケーション」という言葉を聞いたことがありますか?科学の面白さや科学の課題などを伝え、一般市民と交流をする活動です。生物学類には、 ①サイエンス・コミュニ
田辺幹雄 特任准教授 病原菌はその名の通り、私たちの体に病気を引き起こす「悪者」です。私たちの身体はそのような病原菌と闘わなければなりません。私たちの身体はどのように病原体を認識し、戦う準備をするのでしょう。またどのよ
湯本史明 特任准教授 X線を使うと複雑なタンパク質の構造をアミノ酸レベルで見ることができます。つくば市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)には、電子を加速して放射光を作り、その光を使って研究する施設のフォトンファ
鈴木喜大 博士研究員 日本人の死亡原因第1位はがんである。その部位別死亡者数の第1位は肺、第2位が胃となっており、その発病メカニズムの解明が急がれている。そんな中、最近、ピロリ菌が産生するタンパク質である『CagA』が
千田美紀 特別助教 私たち人間をはじめとする生物が生きていくために必要な生体構成分子のひとつ、タンパク質。このタンパク質の構造を解析できれば、生体機能の解明や、新薬の開発に役立ちます。その構造を明らかにする方法の一つと