筑波大学生物学類学類の学生が、先生、つくばで働く研究者、おすすめの書籍等をご紹介  

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生物学類生によるページ

書評

読めばゾッコン!!ユニーク生物
~ 1500 円で 体験できる ワンダーワールド~

クイズ ほとんど毛が生えて い ない“ハダカ”状態で、 且つ 出っ歯な もの ってなんだ? ただし、答えは現実世界に実在する生き物とする。 皆さんは上記のクイズになんと答えるだろうか?皆さんは上記のクイズになんと答えるだ

つくばの研究紹介

つまらないと眠くなるのはなぜ? 
~モチベーションと眠気の脳科学~

学校で、休み時間までは眠くなかったのに、授業が始まってしばらくすると眠くなってきた…ということは無いだろうか。その授業が苦手な科目だったりすると、先生の説明がチンプンカンプンに感じ、瞼が重くなって――。多くの人にとって、

書評

「ユーグレナ」に学ぶ、バイオベンチャーの在り方

 顕微鏡を覗くと広がっている、鮮やかな緑色の世界。藻類である。藻類の持つ多様な特徴は、エネルギー問題や地球温暖化、そして食糧問題など、世界の直面する様々な危機を解決する可能性を持つ。本書は、そんな藻類の中の1種、ミドリム

教員紹介

菌類―2つの顔を持つ生き物に魅せられて

しいたけやなめこなど私たちが手軽においしく食べられるキノコ、お風呂場にたまに現れる手強いカビ、人間にとって有益な微生物である酵母。これらは姿かたちが全く異なりま すが、全て「菌類」に属しています。そして、このような多種多

研究者をたずねて

浜辺で眠るクジラたち
~ストランディングの謎を追って~

みなさんにとってクジラは身近な動物でしょうか?クジラは何種類いるのか知っていますか?クジラは全世界に80種類いて、そのうち半数は日本周辺に棲息しています。そして、平均すると一日あたり約一頭のクジラが私たちの住む陸に近寄っ

つくばの研究紹介

好奇心が切り拓く宇宙開発

あなたの見上げる空の100km先。そこからは宇宙が限りなく広がっている。最後のフロンティアと呼ばれ、人々の好奇心を刺激する宇宙。私たちにとってはまだまだ遠い場所だが、 日本で最も宇宙に近い場所と言えるのが国立研究開発法人

教員紹介

虫と微生物の関係を通して見る共生の真の姿

共生は理想的な関係なのか  みなさんは「共生」という言葉から、どのような印象を受けるでしょうか。互いが互いを思いやる理想的で美しい関係、そう思う方もいるかもしれません。しかし生物の共生関係は、そんな理想的な関係とは限りま

教員紹介

ウニが教えてくれる体の形づくり

卵の形は似通っていても、魚には魚の、カエルにはカエルの、そして私たちヒトにはヒトの体の形があります。それぞれの体の形を決めているものは一体何なのでしょうか。今回は、生き物がその体を形作る上で重要な体の軸を決めるメカニズム

研究者をたずねて

まだまだ知られていない菌類の世界を明らかにしたい

「菌類」と聞いたとき、多くの人が思い浮かべるのは何でしょう。  道端に生えていたり食卓に上がったりすることもあるキノコでしょうか。食べ物をうっかり放置しておくと生えてくるカビでしょうか。キノコとカビの見た目が全く似ていな

教員紹介

「ミトコンドリアを失った生物の軌跡」
~大規模解析で探るミトコンドリアの退縮~

 橋本哲男先生は、真核生物(*1)の起源や進化を解明するためにさまざまな研究をなさっています。今回は、真核生物の進化に関係する細胞内の器官「ミトコンドリア」の退縮、すなわち退化の研究について、お話をうかがいました。研究の

教員紹介

線虫が人類を救う?
~健康長寿社会を目指して ~

坂本和一 准教授  現在、日本人の平均寿命-健康寿命*1は男性で81-72歳、女性で87-75歳(平成28年厚生労働省調べ) と、高齢化が進んでいます。多くの人が長生きする社会においては、いかに健康寿命を延ばし、イキイキ

書評

紹介書籍『微生物の世界』

書評 「微生物の宣教師」による貴重な微生物写真集  とことん厳密さを追求しようとする学問の世界においても、様々な理由によりその語義が曖昧になってしまう用語は少なくない。「微生物」などという言葉は、その最たる例であるだろう