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COLLEGE OF BIOLOGICAL SCIENCES
生物学類案内パンフレット(2022年度版)
教員紹介
高校生諸君、大学の先生方とは面白い人たちです。もちろん筑波大学生物学類の先生も例外ではありません。今回はそんな面白い生物の先生のひとりである廣田充先生について紹介したいと思います。 筑波大学生物学類の学生に廣田先生につい
みなさんはSNSを使っているだろうか?素敵な写真を共有したり、自分の日常を投稿したり、その使い方は多種多様だろう。情報を発信するのも、情報を受け取るのも過去と比べて容易になった今日では、情報との正しい付き合い方、ひいては
研究者をたずねて
噴火の光景といったら、みなさんは何を思い浮かべますか。流れ出す溶岩が周囲の森林を飲み込み、その上に火山灰が降り積もっていく…こんな感じでしょう。では火山噴火後、周囲の植物はどのように回復していくのでしょうか。まず荒れ地に
勉強や食事、読書をしていると自分の周りにハエが飛んでくることはありませんか?羽音を立てて飛び回るハエに不快感をもち、手で払うこともあると思います。そんなハエですが、実は私たちヒトとよく似た部分があるのです。具体的にどのよ
突然だが、あなたの人差し指を見てほしい。指紋しか見えない? いやいや、およそ百万個もの微生物がびっしりとついているではないか。微生物とは、我々の目には見えないぐらい小さな生物の総称である。ミカヅキモなどの微細藻類やゾウリ
皆さん、毎日ご飯は食べているでしょうか。ヒトをはじめ、多くの生き物は何かを食べて生活しています。これは目に見えない単細胞の微生物たちも例外ではありません。いくつかの微生物は他の細胞を自身の細胞に取り込み捕食する「食作用」
筑波大学生命環境系の石川香先生は、筑波大学の教員の中でも珍しい、製薬会社での研究職を経験された方です。今回は、先生の研究テーマであるミトコンドリアや、学生時代に考えていた進路、企業での研究について伺いました。 1. 老化
生物学と他分野の境界領域として、近年「バイオミメティクス(生物模倣)」という分野が注目されている。生物の形態や機能をものづくりに応用する研究分野で、生物の構造や行動をモデル化する物理的思考と、それを他に応用する柔軟な発
書評
クイズ ほとんど毛が生えて い ない“ハダカ”状態で、 且つ 出っ歯な もの ってなんだ? ただし、答えは現実世界に実在する生き物とする。 皆さんは上記のクイズになんと答えるだろうか?皆さんは上記のクイズになんと答えるだ
つくばの研究紹介
学校で、休み時間までは眠くなかったのに、授業が始まってしばらくすると眠くなってきた…ということは無いだろうか。その授業が苦手な科目だったりすると、先生の説明がチンプンカンプンに感じ、瞼が重くなって――。多くの人にとって、
顕微鏡を覗くと広がっている、鮮やかな緑色の世界。藻類である。藻類の持つ多様な特徴は、エネルギー問題や地球温暖化、そして食糧問題など、世界の直面する様々な危機を解決する可能性を持つ。本書は、そんな藻類の中の1種、ミドリム
しいたけやなめこなど私たちが手軽においしく食べられるキノコ、お風呂場にたまに現れる手強いカビ、人間にとって有益な微生物である酵母。これらは姿かたちが全く異なりま すが、全て「菌類」に属しています。そして、このような多種多