生物学類の入学定員は80人です。入試には「一般入試」「推薦入試」「アドミッションセンター入試」があります。総合選抜入学者のうち20名は、2年次から生物学類に入ります。それぞれの入試では課される試験内容が大きく異なっているので、自分に合った入試を選ぶようにしてください。また、入試についての詳細は下記に問い合わせてください。ここで紹介する情報は今年度のものです。自分が受験する年度の入試についての詳細は下記に問い合わせてください。
一般入試、推薦入試 |
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筑波大学教育推進部入試課 |
アドミッションセンター入試 |
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筑波大学アドミッションセンター |
一般入試
前期日程入試と後期日程入試があり、両入試とも、大学入学共通テストを受けることが必要です。個別学力検査等を実施し、その結果と大学入学共通テストの成績及び調査書等を総合的に判定して最終合格者を決定します。
- 前期日程試験(募集18人・2月実施)
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大学入学共通テスト(5教科7科目)の成績に加え、個別学力検査(数学、理科、英語)を受けることが必要です。高校までの学習内容の理解度と、それに基づく思考力・応用力を試します。
※総合選抜入試(文系・理系I ・理系II ・理系III)を受験し、2年次より生物学類に移行することもできます。受験科目や配点だけでなく、入学後の学び方も多様な選択肢が設定されています。
- 後期日程試験(募集12人・3月実施)
- 大学入学共通テスト(5教科7科目)の成績に加え、生物学に対する考え方・理解力を問う個別面接が課されます。面接では各自が進学する専門分野への関心や入学後の学習に必要な基礎能力を総合的に判断します。
推薦入試
出身学校長の推薦に基づき、書類審査、小論文、個別面接により合格者を決定します。推薦入試には、日本の高校を卒業する者を対象とする推薦入試と、外国の高校を卒業する者のみを対象とする帰国生徒特別入試があります。
- 日本の高校出身者用推薦入試(募集22人・11月実施)
- 高校での成績が優秀な人、あるいは、生物学に関する自主研究・クラブ活動や生物学オリンピックにおいて優秀な成績をあげており、生物学について意欲的に勉強しようとする人を募集しています。選考では、受験者の生物学に関する理解力、問題に対する論理的思考力、表現力、英語の学力等を問う小論文、生物学に対する考え方・理解力を試す個別面接、および、調査書等によって総合的に合格者を決定します。また、生物学に興味をもちながら国際的な課題解決や国際交流に関して高い素養を身に付けた人も募集しており、問題解決やコミュニケーションの能力も加味して総合的に合格者を決定します。
- 外国学校経験者特別入試(I種:募集若干名・2月実施、II種:募集若干名・11月実施)
- 世界各国の高校を卒業(見込み)し、所定の要件を満たす人のうち、生物学類への入学を強く希望している人を対象としています。選考では、小論文、個別面接、書類審査によって総合的に合格者を決定します。
アドミッションセンター入試
アドミッションセンター入試(以下、AC入試、募集3人・面接10月実施)では、高い問題意識を持って自ら学び、考え、より良く問題を解決できる能力をもった活動的な人物が求められています。AC入試は、書類選考と面接・口述試験によって、受験生を多面的・総合的に評価する自己推薦型の入試です。ペーパーテストだけの入試や学校推薦型の入試とは異なる観点から評価を行います。このAC入試では、自ら学び、自ら考える力、つまり、問題解決能力が求められます。これまでに自分で課題を見つけ、主体的に判断して取り組んできたことを自己推薦書で提出してください。
高校卒業予定者、既卒者、社会人、外国学校経験者など大学入学資格を持つあらゆる人を対象としています。第1次選考では、志望理由書、自己推薦書およびその根拠となる添付資料等によって第1次選考合格者を決定します。第2次選考では、個別面接・口述試験を行い、提出された書類の内容、生物学を学ぶにあたって必要な学習能力について30分程度の質疑応答をしてもらいます。